環境水技術スタートアップであるジオグリッド株式会社（代表取締役：キム・ギヒョン）は、
ラスベガスで開催されるCES 2024のスタートアップハブ「ユーレカパーク（Eureka Park）」に出展し、
世界的な課題解決に貢献する未来志向の製品と革新的技術を紹介すると発表した。

ジオグリッドは、老朽化した建物の慢性的な水道配管問題を、配管交換なしで解決する革新的な企業である。

同社は2023年4月、人間にとって不可欠な三大エネルギー（電気・ガス・水）のうち、
インフラの制約により不透明に管理されていた「水エネルギー」に注目し、
水質改善ソリューションを含むインフラ技術「BLOS（Building Oasis System）」を開発した。

BLOSは、老朽ビルだけでなく、スマートビル・スマートファクトリー・学校・軍施設・潜水艦など、
常に清潔で安全な水を安定的に供給する必要がある場所に設置され、
水質情報と使用量データを提供しながら科学的な管理を実現する。

ジオグリッドは今回のCES 2024で、
建物内のサビ問題を含む配管課題を解決し、水エネルギーを科学的に管理できるBWEMS（Building Water Energy Management System）を重点的に発表する予定だ。
BWEMSは、ジオグリッドが世界で初めて提案する建物水エネルギー管理技術の国際標準である。

同社の環境配慮型ビル内生活用水プラント「BLOS」は、効率的な水管理を実現する環境技術であり、
建物の水質および使用量を可視化できるリアルタイムモニタリングパネルを提供する。

また、個別の浄水器を必要とせず、飲用可能な水道水を半永久的に供給することで、
エコスマートビルの実現およびカーボン削減に寄与する。
建物の機械室に1台設置するだけで全世帯への飲用水供給が可能となる。

さらに、BLOSを通じて供給される水がボイラーの熱交換器に接続されると、
サビ・スケール防止機能により熱効率を高め、エネルギー節減効果を得ることができる。

キム・ギヒョン代表は次のように述べた。

「BLOSは住宅だけでなく、公共施設、給食施設、病院、ホテルなどにも導入可能です。
この技術はESG経営の基礎となる“水エネルギーデータ計測インフラ”として、
海外でも大きな関心を集めると見込んでいます。
CES 2024では、米国の水質問題に対する新しい解決策としてBWEMS標準を提案します。」

記者：ソ・ミョンス
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