スマート水質管理機能を備えた**建物用浄水システム「BLOS（Building Oasis）」を開発したジオグリッド（代表 キム・ギヒョン）は、サムスン電子のスタートアップ育成プログラム「C-Lab Outside（シーラボ・アウトサイド）」**に選ばれたと12日に発表した。

C-Lab Outsideは、革新的なアイデアや技術力を持つスタートアップが事業に専念できるよう、オフィススペース、事業支援金、国内外IT展示会への参加、サムスン電子との事業協力機会などを支援するプログラムである。

ジオグリッドが開発したBLOSは、既存の水道配管を交換することなく、イオン化およびAI技術を活用して配管内部を清潔に保つ水質管理システムである。
リアルタイム水質モニタリングおよびAI分析技術により、水質異常を事前に感知する機能を備えている。
また、ペットボトル飲料水や浄水器の使用を減らすことで、炭素排出量の削減と資源節約に貢献する。
同社は、このシステムを通じてESG（環境・社会・ガバナンス）経営の実現を支援する持続可能な水質管理ソリューションを提供できると述べた。

今回のC-Lab選定により、ジオグリッドは技術開発およびグローバルネットワーク拡大を加速させる。
特にサムスン電子との協業を通じて、BLOSをスマートビルおよびスマートシティ向けソリューションへと拡張し、持続可能な技術としての地位を強化する方針である。
また、国内外の展示会でESG中心の技術力をアピールし、協業機会を発掘する計画だ。

ジオグリッドは、すでに1月に**「CES 2025」ユーレカパークでBLOSを公開するなど、グローバル市場への進出を本格化している。
ジオグリッドの関係者は次のように述べた。
「ヨーロッパのあるホテルチェーン代表から、PFASなどの有害化学物質の使用を減らし、炭素排出削減効果を提供する持続可能なソリューション**として評価を受けました。
環境に優しい水質管理とリアルタイムモニタリング技術の融合により、ESG経営を追求する企業に魅力的なソリューションを提供します。」

キム・ギヒョン代表は、「今後もグローバル市場に持続可能な水質管理技術を供給し、ESG経営を実践する企業および機関との協力を強化していきます」と述べた。

なお、ジオグリッドは3月にソウル市瑞草区のサムスン電子ソウルR&Dキャンパスに研究所を移転する予定である。

（出典：マネートゥデイ「お金が見えるリアルタイムニュース」／無断転載・再配布・AI学習利用禁止）